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2015年1月 4日 (日)

実家の台所を整理する

「実家を片付ける」第4弾です。

実家の台所を整理しました。

使いやすいように置き場所等を変更してみました。

余談ですが、「実家を片付ける」というカテゴリーを作りました。

実家を片付けるというのは、簡単なようであって、なかなか簡単ではありません。

私は、なんだかんだと、5年以上はかかっている気がします。

たとえば、実家の両親に何かあったときに、

離れて暮らす私たち子供が、家の中のどこに何があるのか、分かる状態にしてほしい。

と考える一方、

母親は、

まだ使えるから、もったいないから

と言って、いろいろなものを取っておこうとする。

断捨離という言葉がありますが、

母が、「断捨離」まで辿り着くには、まだまだかかりそうです。

そもそも、この台所整理でさえ、いろいろと母とぶつかりながらの作業でした。

以前は、私は、断捨離精神を真っ向から母にぶつけ、

結局、母とぶつかり、作業が最後までたどり着きませんでした。

だから、今回は、無理に断捨離をするのではなく、

とりあえず、台所を使いやすいように整理しよう、

という心持ちで、やることにしました。

実家の台所の構造です。

それぞれ、整理した箇所を、順を追って説明します。

まずは、全てを始める前に、母と2人で、すべてのものを出し、

台所の吊戸棚、それぞれの棚の中や扉を綺麗に拭き掃除しました。

シートも新しく張り替えました。

Img_65256_3

①の吊戸棚

ここは、保存容器類が入っていました。

この保存容器はたくさんあるので、本当は断捨離をしたいと思いましたが、

母の気持ちを尊重しながら、

まずは、使用頻度の高いものと低いものに分けてもらいました。

以前は、使用頻度の高いものも、全てこの吊戸棚に入れていたがために、

母は、いちいち椅子に上って、

保存容器を取り出していました。

①Before

Img_6510_5

①After

下段は、⑤に入っていた調味料類を整理したかごを並べました。

吊戸棚の下段なので、母は手を伸ばして取り出すことだできます。

吊戸棚の上段には、使用頻度の低い保存容器を収めました。

使用頻度の高い保存容器は、⑦の戸棚の左側の部分に

収めました。

Img_6515_4

かご1つひとつには、もちろん、

何を入れる場所なのか

を決めるラベルを貼りました。

そして、母に約束してもらったのは、

このかごには、片手で持てるだけの量を入れること

でした。

Img_6516_3

②の吊戸棚に移ります。

ここには、鍋やざる、ボウル等が入っていました。

この鍋等も、使用頻度が高いので、

いちいち母は、椅子に上って取り出していました。

②Before

Img_6511_3

②After

ここも、やはり調味料類や、ストック、乾物類等を

使用頻度に合わせて、上段と下段に分け、かごに分類して並べました。

この吊戸棚だけ、なぜか棚がなかったので、

父と二人で、簡単な棚を作り、取り付けました。

Img_6517_2

③の吊戸棚です。

ここには、常日頃使っている小さな鍋類と

季節で使用するやかんとすり鉢が入っていました。

③Before

Img_6512_3

③After

本当は、すり鉢が上にあることが危険なので、

移動させたかったのですが、どうしてもすり鉢の置き場所が確保できず、

現状維持。

常に使う鍋を移動し、下段は調味料スペースにしました。

Img_6518_3

④ガス台下

 ガス台の下側のスペースには、フライパン等が入っていました。

 ただ、なんかスペースを有効活用できていない。

④Before

Img_6513_3

④After

ここは、油等の瓶類の調味料保管スペースにしました。

Img_6519_3

⑤の棚

このスペースを見てるからこそ、いつもどうにかしたいと思っていました。

出産里帰り中だった妹が、少しは綺麗にしてくれたほうなのですが、

これじゃあ、どこになにがあるか分からない。

母のすごいところは、

この中から、的確に欲しいものを見つけ出すことなのですが、

やはり、何があるか分からないため、結果的に

天ぷら粉が、3袋も開封済みになっているという

非常に経済的ではない状態を生み出していました。

ですから、ここの調味料は、すべて吊戸棚の下段のかごに

分類別に分けて収納しました。

⑤Before

Img_6514_2

⑤After

調味料類を移動させたあと、②の吊戸棚と④のガス台下から移動してきた

お鍋とフライパンを収めました。

ここでも、断捨離を勧めましたが、母は譲らず、

とりあえず、整然と並べるにとどまりました。

棚は、やはり父と一緒に造りました。

Img_6520

⑥After

あとは、Beforeの写真がないため、Afterのみの写真となります。

吊戸棚にあったざるやボウル類を、

シンク下の⑥の棚に移しました。

Img_6521_3

⑦シンク下の棚

ここには、使用頻度の少ない食器類を集めました。

食器類も、すぐそばにある食器棚とシンク下に大量に保管されていました。

一旦すべての食器類を出して、やはり、母に使用頻度の高いものと

低いものに分けてもらいました。

そして、使用頻度が高い食器類を食器棚に保管し、

使用頻度が低い食器類を、このシンク下のスペースに置きました。

さすがにこのときは、母も、古い食器類とはバイバイし始めました。

断捨離を強く勧めるのではなく、母が思ったとおりの断捨離を

私は、見守る(親に対して上からですみません(´Д`;)ヾ )ことにしました。

Img_6522_3

ここまで整理するだけでも、

母と、ぶつかりながらの整理でした。

私も、怒りたくはないけど、

賞味期限が完全に切れているものを「捨てるな」と言われたりすると、

「なんで?!」と苛立ったり(こっそり捨てましたが・・・)、

明らかに埃がかぶっていて、長い間使っていないものを、

「まだ使うから、捨てるな」と言われて、また苛立ったり・・・

と、本当に、実家の片付けは大変です。

結局、お互いの気持ちのコントロールが

うまくいかないと全く進まないと、

身を持って実感している状況です。

ただ、まだまだ始まったばかり。

台所を整理できただけでも、少し前に進んだ気がします。

今回、台所整理で一番気にかけたところは、

いかに安全に暮らすか、

事故を防げるか

でした。

ですから、これまで、母親が当然のようにやってきていた

「椅子に上って、吊戸棚の中のものを取り出す」

という行動を、まずは減らすことができたのではないかと思います。

専門的に収納を勉強しているわけではないので、

一生懸命考えた結果の、大移動でしたが、

これをきっかけに、収納の勉強を専門的にやってみようかなあと

考えているところです。

拙い長文を最後まで読んでいただき、

ありがとうございました。

応援していただけると、非常に励みになります。

よろしくお願いします。

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