パントリーについてのお話です。
どうにもこうにも、間取り上うまくいかなかったのが、
パントリーでした。
「1畳でもいいから、パントリーが欲しい」
と要望をしていました。
そして、一番最初に出来上がってきた平面図です。
↓

わりとよくあるキッチンとパントリーの位置関係だと思います。
キッチンと直結なので、使い勝手も良さそうだなあと思いました。
ただ、せっかくパントリー1.4畳も確保されているのに、
収納場所が狭い感じがして、あまりその広さが生かされていない気がしました。
この平面図自体は、全体的にあまりよくなかったので、
変更をしてもらいました。
次に書いてもらった平面図がこちらです。
↓

キッチンとパントリーの位置関係としては、
ダイレクトに行き来できるので、いいなと思いました。
ただ、私は、キッチン背面のカップボードをめいっぱい広く確保したかったので、
パントリーの出入口確保のために、カップボードを削るのがどうしても譲れず・・・。
間取りを決めるのに、我が家は約半年ほどかかりました。
何をどうすればうまくいくのか、平面図を切り張りしたりして、
夫といろいろ話し合いました。
パントリーも、最後の最後までどうしようかいろいろ考えて、
結果的に、建築士さんの提案を採用する形となりました。

場所としては、キッチンの北側、1階から2階への階段の下側という位置です。
パントリーに行くには、一旦脱衣所を通ることになります。
脱衣所にも、出入り口が2箇所付くことになります。
私としては、すんなり受け入れられる場所ではなく、
この場所を良しとするには、少し時間を要しました。
また、建築士さんからのさらなる提案がありました。
↓

我が家は、玄関と同じレベルから高さ1.4メートルを上がったところに、
1階があります。
1階の床下は、天井高1.4メートルの「床蔵」という収納スペースになっています。
玄関を入るとすぐに7段の階段があるのですが、
パントリー部分にも、床蔵へ降りる階段を設けようというのです。
そもそもパントリーを予定している位置が、1階から2階にあがる階段下のスペース
なので、床蔵へ降りる階段を設けるのと設けないのとでは、
壁面の収納力が異なってくるというのです。
私は、パントリーの中に階段があるというのが、
安全面から見て大丈夫なのかと正直迷いました。
プロの建築士さんが勧めるのだから、安全上問題はないと思うのですが…。
こ~んな感じで、正直我が家のパントリーは、
実際に住んでみて、使ってみるまでは、
これで良かったのかなあ、うまくいくのかなあ
と、本当に疑心暗鬼な毎日でした。
そして、入居前のパントリーです。
↓

そして、入居後です。

脱衣所からパントリーに入る出入り口には、
私の手作りカーテンをかけています。
構造上、引き戸がつかなかったので、カーテンで対応しています。

階段下に見えているのが、「床蔵」という収納スペースです。
両側の壁面棚は、IKEAのアルゴートを使っています。
棚の位置や数は、いくらでも変更可能です。
ここには、ビール、炭酸水、乾物等保存食、トイレットペーパー、
清掃用具、洗剤、シャンプー等のストックを収納しています。
階段の高低差を利用しているので、壁面収納は、
手前から奥まで、全部使えます。

安いときに買いだめしている洗剤等は、透明の収納ケースに入れて、
内容物を明記して保管しています。
さてさて使い勝手の話ですが、
想像していたよりか、悪くないです。
というのも、まず、キッチンとパントリーがダイレクトに行き来できなくても、
距離的には近い場所にあるので、脱衣所を通らなければいけないけど、
「距離」という面では不便は感じません。
次に、心配していた階段壁面を使用しての収納ですが、
物を取り出したりするときに危険かなあと思っていましたが、
そんなことはありませんでした。
収納力たっぷりで、取り出しにくい等の不便さもありません。
床蔵への階段を、ここにも設けたということで、
床蔵へのアクセスも楽になりました。
パントリーに、ストックものをまとめられたことで、旦那さんが、
「ここに行けばある」
と、何かストック品を探すときには、必ずここに来ます。
ビール等のストック品も、買い物をしてくると、
きちんとここに並べてくれるようになりました。
シャンプーやリンス等もなくなると、ここから持っていけばすぐです。
また、壁面収納の右面は、奥行18cmの棚で、
物を見せるように収納しているので、なんだかんだと旦那さん1人で物を探せます。
「ねえ、○○どこ~?○○どこに置いてんの~?」
って聞かれるの、結構頭にきませんか?
私は、この言葉がすごく嫌いで、この言葉が減った分、ストレスが軽減されました。
もちろん、キッチンからダイレクトに行けるパントリーが理想でした。
脱衣所に出入口が2箇所もできてしまったことも、まだ納得はいってません。
でも、悩みに悩んで、苦肉の策として考えたパントリーが、
めっちゃくちゃ悪くはなくて良かったなあと思います。
これは、建築士さんにも感謝感謝です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
応援していただけると、非常に励みになります。
ポチッとお願いします。
↓

にほんブログ村

にほんブログ村
最近のコメント